移転・事務所立上げの6~2ヶ月前(目安)までに、オフィスの選定及び申し込みをします。
その際は、次のようなことに注意しましょう。
仲介業者に相談をしましょう。
仲介業者に希望の条件、御社の会社概要等を伝えて情報を収集を依頼しましょう。
現地をみながら、立地条件周辺環境を確認しましょう。
事務所の形状や、柱によってデッドスペースができる事があります。実質どのぐらいの面積が使えるのかをみると良いでしょう。
マメ知識 - 契約面積
有効面積とは別に、実際に使用する専有面積での契約(NET契約)なのか、共用部分(トイレやエレベーターホールなど)の負担がある契約(グロス契約)なのかを、オフィス選定時に必ず確認しましょう。
各種制限を確認しましょう。使用時間の制限があるか、エアコンの使用制限があるか、使用方法等の制限があるかを確認しましょう。
マメ知識 - エアコン
個別空調なのか、セントラル空調なのかを確認しましょう。セントラル空調だと、使用時間などの各種制限があります。また、エアコンが何系統なのかも確認すると良いでしょう。
例えば、エアコンが室内に3基あっても1系統であれば2基は暖房で、1基だけ冷房にするなどの使い方はできません。
設備を確認しましょう。OAフロア、光回線の引き込み、空調、セキュリティーなどの設備を確認し検討する他のビルと比較をしましょう。
マメ知識 - 光ファイバーの現地調査
賃借予定のビルに光ファイバーの引込みがある、又は、使用可と言われていても、回線会社(NTTなど)に現地調査してもらうことをお勧めします。ごくまれに、回線が足りず使用不可、追加費用がかかる可能性があります。
駐車場を確認しましょう。駐車場が必要な場合は、空き台数の確認をしましょう。また、機械式駐車場の場合は必ずサイズの確認もしましょう。
オフィスのレイアウトを作成しましょう。オフィス選定の最終段階として、候補オフィスのレイアウト作成をすると入居後のイメージが沸き、より質の高い移転・事務所立上げが出来るでしょう。
※弊社では、事務所の仲介業務をご依頼頂いたお客様にレイアウト作成(作成例)を無料サービスしております。
マメ知識 - ワンフロア? 分割フロア? 複数フロア?
同じ坪数を借りる場合でも、大きく分けて
1)ワンフロア(入居階には御社のみ)
2)分割フロア(入居階に御社以外のテナントも入居)
3)複数フロア(例えば2階と3階を借りる)の借り方があります。
各々に利点がありますので、御社にとって一番いい借り方を検討してみましょう。
1)のメリット:フロアの自由度が高い。他テナントの音が気にならない。
2)のメリット:小さい坪数でも外観の見栄えがする物件が選べる。トイレ等の共用部分も余裕を持って使える。
3)のメリット:部署などのカテゴリー毎にしっかりと分割などする場合は、経費の削減が出来る。
入居を希望するビルに申込書を提出しましょう。賃貸条件(賃料等)の希望条件は申込書の書面をもって貸主に伝えられます。仲介業者と相談しながら申込書に記入しましょう。
マメ知識 - 申込
申込書提出後に入居審査があります。ビルによって違いがあり、申込書の提出から契約まで最短で2週間~1ヶ月くらいかかります。契約後に内装工事となりますので、入居時期を考慮して申込書の提出が遅くならないようにしましょう。